内科医が積水ハウスでこだわりのマイホームを建てる

良い家作りに必要なこと、学んだことを記事にします!

【積水ハウスのプラットフォームハウスタッチ】内容、費用、評判、今後について解説します!

積水ハウスHPより引用


 今回は導入するか悩ましい「積水ハウスのプラットフォームハウスタッチ」について記事にします。

【この記事を読んでほしい人】

・PLATFORM HOUSE touchを導入しようか迷っている人

積水ハウスのプラットフォームハウス構想について知りたい人

・PLATFORM HOUSE touchの内容、費用、評判について知りたい人

 

【この記事のポイント】

積水ハウスのプラットフォームハウス構想について知ることができる

・プラットフォームハウスタッチの導入により、間違いなく快適な生活が可能に!

・導入に際し初期費用と、2200円/月額の維持費がかかる。費用が負担にならない方は導入した方がいいサービスであるが、現時点ではそこまで必要性を感じないシステムでもあるとの評価もある。

 

【はじめに】

 積水ハウスで建てる予定の方が、一度は悩むであろう設備が、プラットフォームハウスタッチです。このサービスですが、現状では「確かにあったら便利だけど、必要性はそこまで高くないもの。毎月費用がかかるのが難点」と感じるサービスです。

 営業マンからもサラッと提案されることが多く、積水ハウスとしては導入を進めていきたいようです。ですが、皆さんが導入するかしないかで迷う仕様になります。そのため今回皆さんの判断の参考になればと思い記事にまとめてみました。

 

【PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウスタッチ)とは】

 積水ハウスホームページにはプラットフォームハウスとは、「人生100年時代の幸せをアシストする家」との記載があります。

 IoT機器から居住者のデータを蓄積し、活用することで、新しいライフスタイルの基盤となる「健康」「つながり」「学び」という無形資産を生み出し続ける家を目指すための構想です。

 2021年からサービスが開始されています。特徴としては、自宅の間取りをアプリ上に反映することで、家の状態の確認や設備機器の操作を、どこからでもスマホひとつで行うことができるサービスです。


【プラットフォームハウスタッチで出来ること】

 スマホアプリを用いて下記のことを手軽に行うことができます。

1.住宅の今の状況が分かる

 自宅の間取りをアプリに反映することで、一目で直感的に家の状況を把握できる。

例えば、戸締り、照明、部屋の温度、エアコン、床暖房、窓シャッター、機器の異常が分かる。

 

2.住宅の情報を守る

 サイバーセキュリティー対策としてCCDSサーティフィケーションマークを取得し、高度のセキュリティー対策を実現。データの漏洩、不正なアクセスから機器を守る。

 

3.外出先からでも住宅設備の操作が可能になる

 例えば玄関鍵を外出先、家の中のどこからでもかけることが可能。その他、エアコン、床暖房、照明スイッチ、給湯がリモコンの対象となる。外出時にお湯を張ったり、エアコンを操作したりすることが可能になる。

 

4.家族の帰宅の通知

 家族が帰宅、外出すると通知される。例えば子供の帰宅を把握でき、見守り機能にもなる。

 

5.留守でも外出先から照明をつけることで留守を悟らせない。

 

6.セルフホームセキュリティー

 外出中に不正な窓の開放、火災警報器が鳴った場合にアプリに通知される。

 

7.部屋の温度、湿度をチェック

 例えば熱中症の危険がある場合には通知でお知らせされる。

 

【導入するメリット】

・住宅をスマートホーム化することで、スマホアプリ一つで簡単に家の状況を確認したり、機器の操作ができるようになり、間違いなく快適性が高まる。

・子育て家庭では、子供の帰宅や外出が分かるので安心につながる。また家事の時短にもつながる。

・外出中にお風呂のお湯を張り、帰宅したらすぐに入浴できたり、予めエアコンをつけておき帰宅時には快適な空調環境が実現できる。

・ホームセキュリティーとしても一定の効果が見込める。

・高齢者向けには、熱中症リスクの低減や、火の不始末の確認、戸締りの確認をすることができ安心につながる。

 

上記のように、導入することで、間違いなく便利な生活を送ることができると思います。

 

【導入初期費用と、キャンペーン値引き】

 導入の初期費用は55万円(概算見積もりで計上されています)と記載があります。

その他にプラットフォームハウスタッチ対応情報盤や工事費などで13万円の見積もりがあります。

 エリアによってはプラットフォームハウスタッチの導入キャンペーン値引きがあります。エリアや時期によってキャンペーン値引き額が異なると思われます。(自身の地域では上記の初期費用に近い金額が値引きとなっていました)。

 

【維持費用】

 毎月かかる定額費用で2200円/月額となります。サービス内容に、維持費用が見合うかどうかが導入する上での焦点となります。

 

【導入する際に知っておくこと】

・途中解約も可能。

・初期費用と維持費用のため減額対象にする方も多い。導入しないと上記費用が減額となります。

・後付けはできないので、最初に判断する必要性がある。

 

【プラットフォームハウスタッチの利用者の評判は?】

・便利は便利!しかし費用がかかるのがネック・・・。

・ペットを飼育している家庭では、留守時の空調環境を調整できる。

・子供の帰宅が分かるので安心。

・高齢者の生活状況を把握する手段としては有用。

・あったらいいサービスであるが、無くてもいいサービスでもあり、中途半端。

 

積水ハウス営業マンから実際に聞いてみた評価】

 自身も迷い、3人ほどの営業マンの方に質問してみました。まとめると「便利ですが、毎月の定額費用がかかり家計に負担が生じること、一方で現状のサービス内容では強く薦めるものではないです」との認識でした。

 

【ホームセキュリティー(セコム、アルソック)との比較対象になる】

 前述のようにプラットフォームハウスタッチの機能の一部にはホームセキュリティーの役割も期待はできますが、中途半端です。より防犯面を重視したい方は、セコムやアルソックといったホームセキュリティーサービスを採用する方も多いとのことです。

 (ちなみに我が家は、後者を検討する予定です)

 

【プラットフォームハウスタッチの今後の展望】

 今後は住環境データとライフスタイルデータを蓄積し解析することで、健康、つながり、学びに関するサービスをインストールできるようにする方向性のようです。具体的には下記のことが想定されています。

 

①急性疾患対応、在宅時急性疾患早期対応ネットワーク(HED-Net)の構築

 住居人の心拍数、呼吸回数を解析し、異常を検知したら緊急通報センターへ連絡、安否確認を行う。必要時に救急隊に要請するといったネットワークの構築を想定している。

 

②健康保持増進、疾患の予防に期待

 例えば睡眠中の呼吸回数などから睡眠時無呼吸症候群の検出や、血圧推移から高血圧やそれに合併する疾患を予防することを想定している。

 

③運動、睡眠、食事などから予防を提案するサービス

 

【まとめ】

 今回は積水ハウスのプラットフォームハウスタッチサービスについてまとめました。初期費用と維持費用が安ければ、ぜひ導入したいサービスだと感じます。が、現状では、費用もかかるため、無理に導入すべきサービスではないかなと個人的には思っています。医師の視点からは、住環境データを利用し健康の維持増進につなげるという視点は良いと思いますが、実際にここまで必要かという感じはあります。

 悩まれている方は、何がどこまで必要かを考え、採用するか否かを検討頂ければと存じます。今回も少しでも皆さんの良い家作りのお役に立てましたら幸いです。このブログでは「積水ハウスで家作りをする過程で調べ学んだこと、悩み考えたこと、経験談」を記事にします。家作りですぐにお役に立てる実践的な内容をUpし、必ず役立つ情報を発信していきます。

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