こんばんは。今回は、「積水ハウス」と別の大手ハウスメーカーである「セキスイハイム」で家を建てる際のポイントについて記事にしてみます。
どちらも似たような名前をしたハウスメーカーですが、全く家作りの方向性が異なります。自身も初めは同じ会社だろうと思っていました(汗)が違います。
この記事では一般的な両ハウスメーカーの違いには言及しません。積水ハウスとの違いって何だろうと、自身が気になって調べたことがありますので、今回「セキスイハイムで建てる際のポイント、注意点、特徴」を記録に残しておきます!
【この記事を読んでほしい人】
- セキスイハイムで建てることを考えている人
【セキスイハイムの良いところ】
・家作りのほとんどの過程を工場で、機械で作るため、非常に施工精度が高くなる。
→現場の建設業者の「人のスキル」に左右される度合いが少ない。
・ボックスラーメン構造であり、構造躯体は強固な作り。
・施工期間が他社よりやや短く済む。
・全館空調の快適エアリーの心地はよい。音もそんなに気にならない。
・災害時のライフラインを維持できる家作りが可能。
・積水ハウスより価格がやや安い。
・外壁(磁器タイル)の質はいい。
・大手ハウスメーカー、鉄骨、全館空調、耐震性、災害時のライフライン維持を重視する方には選択肢になるハウスメーカー。
【セキスイハイムの注意点】
・ボックスを組み合わせるため、オシャレな外観を作りたい方には向かない。
・ボックスを組み合わせるため、プランの自由度が他社と比べて低い。
・階段や水回りの間取りに制約が出てしまう。
階段の傾斜が急になり、子供や年齢を重ねると昇降時にリスクとなる。
・ボックスを組み合わせるため、小回りがきかず、無駄な空間ができコスパが悪くなることも。
・どうしても外観が箱っぽくなる(外観でセキスイハイムとすぐに分かる)。
・快適エアリーの吸引口が床にくるため、どうしても目立つ。
・断熱等級の改正に伴い鉄骨系商品で新しく登場した仕様(壁、基礎、開口部の3つをそれぞれ強化し断熱等級6を獲得するための仕様があり、マスト仕様!採用には追加費用がかかるが)
・セキスイハイムでは、快適エアリー込みで断熱性能を考えたほうがいい。
・断熱性能は向上しても気密性能はそこまで高くない。
・外壁は磁器タイル一択。ハイムでは「工場で作るためズレがない」ことが長所。しかしデメリットとして早めにタイル種類を決める必要あり。
・建物を大きくした方が得の場合がある(特殊ルールが結構存在し、値引き条件に関わるらしい)
【まとめ】
今回は、簡潔にセキスイハイムで建てる際のポイントをまとめてみました。
工場生産で施工精度が高いという点はすごくいいと思います。
ハイムで建てるなら、太陽光発電+蓄電池でオール電化にすること、全館空調の快適エアリーの導入は必須です!これらを入れないとわざわざ高額なお金を払ってハイムで建てる価値はないと思います。
現在、積水ハウスで間取り提案を頂き、打ち合わせ中ですが、予想外に、細かな間取りの調整(もう少しここの部屋を大きくしたい、水回りの位置を変更したい、階段の位置も・・・)が生じており、微調整ができることにメリットを感じます。ハイムで考える際には一定の制約がでることは知っておくと後悔が少ないと思います。
外観は・・・・。好き嫌いがはっきり分かれる部分と思います。
皆さんの家作りの参考に頂ければ幸いです。