内科医が積水ハウスでこだわりのマイホームを建てる

良い家作りに必要なこと、学んだことを記事にします!

医師がマイホームを購入する最適なタイミングを解説!

【はじめに】

 家作りを始める前まで、予想していなかったことがあります。それは、家作りには、想像以上に多くの時間、体力、エネルギーが必要だ!ということです。

「医師がマイホームを建てるタイミングについて知りたい」

「医師がマイホームを購入する最適なタイミングはいつだろう?」

「家を建てた医師の経験談を知りたい」

「子供ができて、マイホームを考えているけど、医師の仕事もあるし不安だ」

 この記事では、そろそろマイホームを建てたい、購入したいと考え始めた先生方に対し、医師がマイホームを購入する最適なタイミングを解説していきます!

 総合病院勤務医である私自身の経験を通し、「マイホームを建てる前に悩み、考えていたこと、行動した具体的な経験」を記事にするので、若い先生方の家作りにとてもお役に立てると思います!

【目次】

医師が仕事をしながら家作りをするためには多くの時間、体力が必要!

 自身は総合病院の勤務医として、外来、病棟管理、急患対応、日当直業務をしています。また研修医の指導も行います。一般的な勤務医です。

 プライベートでは仕事が終わり帰宅すると、育児をします。食事手伝い、お風呂、歯磨き、着替え、寝かしつけなどを行い、あっという間に一日が終わりヘトヘトです。

 土日には子どもの面倒をみる必要があります。我が家は両親の手助けはありません。

 このような生活の中で、家作りの打ち合わせ時間を捻出する必要があります。

 打ち合わせには3時間/回ほど要し、1~2週間毎に繰り返します。

 勤務医の特徴として、予測できない業務の発生、時間外診療、当直業務があり不規則勤務が多いことが挙げられます。医師が家作りをするためには、何とか家作りの打ち合わせ時間を捻出しなければいけないことと、そのための体力が必要です。

医師がマイホームを購入する最適なタイミングとは?

 では早速、医師がマイホームを購入するタイミングについて解説していきます。

自身の家作り経験を通し、医師が家作りをする上で考慮しておきたい事項をまとめました!ぜひ、先生方の家作り開始の参考にしてくださいね!

1)勤務をある程度コントロールできるか

 勤務医は予定通りに仕事が進まない職業です。病棟業務がスムーズに進んでいても、急患の診療業務が入ると途端に予定が崩れます。また病状の悪い方が入院していると、予定通りに仕事が終わらないことも多いです。予想外のイベントが起きる場合もあり、自身の努力だけでは勤務時間をコントロールできないことがよくあります。

 家作りでは打ち合わせ時間を確保しなければいけないので、ある程度、日常の業務をコントロールできる勤務環境であるかどうかは重要です。

2)親などに子供を預けることができるか

3)(子どもがいる家庭では)平日に打ち合わせ時間を確保できるか

 小さな子供がいると、打ち合わせが進みません。打ち合わせには3時間/回ほどかかりますので、その間に預けることができるかはスムーズで充実した打ち合わせのために重要です。

4)医師としてのキャリア形成の見通しができているか

5)専門医を取得した後が望ましい

 マイホームを考える時期は、結婚後、出産、育児中が多いと思います。ですが、この時期は医師としての専門性を高めキャリア形成をする重要な時期でもあります。

 マイホームを考えるのであれば最低限の専門医研修医が終わった後が望ましいと考えます。可能であれば将来のキャリアの見通しがみえてきたタイミングが理想です。

6)日当直の変更が可能な職場か

 家作りでは打ち合わせ時間をいかに確保できるかが重要です。ハウスメーカーの営業マン、設計士さん、インテリアコーディネーターさんと次回のアポイントを取る際に、お互いの都合が合わないことがあります。その際に、日当直の変更がしやすいと、アポイントが取りやすくなります。

 できる営業マン、設計士さんは仕事が多く、勤務医も忙しいため、打ち合わせをスムーズに進めていくためには、こちらも日程を合わせる努力が必要です。その際に当直業務の変更がしやすい職場環境かどうかは、地味に重要なポイントでした。

7)有給休暇(半休でも)を取りやすい職場か

 家作りでは、不動産契約、手続き、ハウスメーカーとの打ち合わせで、どうしても重要な時期があります。スムーズに家作りを進めるためには、休みを取りやすい勤務環境かどうかは重要です。

8)妻(夫)と子育て場所、居住地域を決めているか

 家族計画、将来の展望を共有しましょう。

9)医局に所属していれば、今後の異動の見通しは?

10)医局に所属していない方は建てやすい

11)忙しすぎる職場ではないか

12)貯金、資産があるか

 家作りには、想像以上に現金が必要でした。ある程度の貯金が必要です。

 私が感じたことですが、「良い家作りをするためには、貯蓄、資産があればあるほど有利」です。手元に残る資金が多いほど、家作り中の精神面が安定します。私は見通しが甘く、精神的に不安になることが多かったので、悪いお手本だと思います。皆さんには、ある程度の貯蓄をしてから家作りをすることをお薦めします。

13)キャリア形成を自身でコントロール可能か

 他人(特に医局人事)に左右される勤務環境の先生は、マイホームを建てるのは考え直したほうがいいように感じます。配偶者と相談して決めましょう。

14)夫婦で子育ての方向性を大まかに共有できている

15)夫婦仲がいいか

 地味に重要です。家作りでは、しばしばお互いの価値観が合わず、険悪になってしまったり、喧嘩をする機会が出てきてしまいます。マイホームを建てる目的は、よりよい生活を過ごせることだと思います。家作りで逆に仲が悪くなることだけは避けたいです。

16)今の勤務先が変わらざるをえない場合の勤務先候補がありそうか

17)自身に家作りをしたいという自発的な意思があるか

 周りの希望ではなく、自身がマイホームを建てたいかどうかが重要です。

18)家作りについて最低限の情報取集ができているか

 良い家作りをするためには、私たち施主側も家作りについて最低限学んでおく必要があります!何も知らない状態で、家作りを始めると、良い家作りができる確率が低くなってしまい、後悔が多くなる可能性が高いです。

 ”ハウスメーカーだけ選べばよい”と思っている段階では、家作りをお薦めしません。

19)おおよそ働く地域の見通しがたっているか

20)家作りにかける体力・エネルギーがあるか

 無いのであれば、建売住宅やマンションの方がいいかもしれません。

 マイホーム、注文住宅を購入することは、とっても大変です!

21)借金がないか

 住宅ローンを借りる際に重要です。また修学資金があり義務年限中の方、奨学金を借りている方は、その状況と今後の見通しをもって動きましょう。家作りには、かなりの精神的ストレスがかかります。悩むことが多いので、家作りに専念できる状況になってからが理想です。

 

 以上が勤務医である私自身が積水ハウスの家作りの過程で感じた”医師がマイホームを建てる最適なタイミング”のポイントです。皆さんの家作りを始める際のご参考にください!

まとめ

 今回は、マイホームを建てたい、購入したいと考え始めた先生方に対し、医師がマイホームを購入する最適なタイミングについて解説しました。総合病院勤務医である私自身の経験をベースにまとめました。

 勤務医の家作りには、「勤務医特有の難しさ」が存在します。

 今後、同じように家作りをする先生方も同じような経験をされると思いますので、今回の記事がお役に立てれば幸いです!

 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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