内科医が積水ハウスでこだわりのマイホームを建てる

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積水ハウスのダインコンクリート外壁の特徴と選ぶ際のポイントを解説します!

今回は積水ハウスのダインコンクリート外壁について特徴を解説します!

【この記事を読んでほしい人】

・ダインコンクリート外壁の特徴を知りたい人

・最適なダインコンクリート外壁を選びたい人

 

【はじめに】

 積水ハウスのダインコンクリート外壁って重厚感があり、とてもかっこいいと思いませんか。私は見た目が好きです!中にはダインコンクリート外壁に魅せられて積水ハウスに決めた方も多いと思います。

 ダインコンクリート外壁には数種類あり、また色も選べます。外壁は家の外観を決める重要な部分ですので、どの外壁を選ぼうか悩む方も多いと思います。そこで、外壁の特徴や、選ぶ際のポイントについて皆さんの参考になればと思い、記事にまとめていきます。

 

積水ハウスのダインコンクリート外壁とは】

 積水ハウスのイズシリーズの外壁で使用される外壁です(シャーウッド木造では選べません。シャーウッドではベルバーンがお薦めです)。強度に優れる一般のコンクリートの利点を残しつつ、一般のコンクリートでは難しかったハンドメイドによる緻密な表情と、味わい深いデザイン性が魅力の最高級オリジナル外壁材です。住宅の外壁に求められる性能をパワーアップした外壁です。

 

【種類】

積水ハウスHPより引用

 シェードボーダー・クラフトモザイク・砂岩・小端積・古レンガ・スクラッチの6種類から選択できます。実例をみたい方は、積水ハウスの実例見学会や分譲地に行くことをお薦めします!室内で見本をみるだけではピンとこない方が多いと思いますので、実例を直接みて判断しましょう。

 

【塗装の色】

下記の色から選べます。家の外観がかなり変化しますので慎重に決めていきましょう。

 

ピュアホワイト

フェザーホワイト

セラミックホワイト

ローズホワイト

ルクアイボリー

セージグレー

ペールグレー

ショコラブラウン

ケシズミブラック

 

【外壁の厚さ】

 ダインコンクリート外壁の厚さは約55mmもあります(一般的なサイディングの厚みが約15㎜前後です)。かなり分厚いですよね。

 

【ダインコンクリート外壁の特徴とメリット】 

1.邸別に生産するカスタムメイドの独自製法。美しいデザイン性が魅力!

 同じハウスメーカーで建てると、同じような外壁になってしまいますよね。せっかくの注文住宅ですから世界で唯一の家を建てたいと思いませんか。その点、積水ハウスのダインコンクリート外壁は一邸一邸で彫が異なりますので、世界で唯一の家を建てたい方にはピッタリですよね。

 美しく、かっこいい外壁となる理由の一つに、コンクリートならではの質感以外に堀の深さが挙げられます。これにより外壁の豊かな表情につながるのです。

 住宅展示場に行くと、複数のハウスメーカーが展示場を建てていますよね。初めて展示場を訪れた際に、積水ハウスのダインコンクリート外壁のかっこよさに魅かれた記憶があります。皆さんもぜひ、そのような視点で外壁を見てみてください。

 

2.高強度

3.高耐久性

 コンクリートの中でもっとも強度が高く、化学反応を起こさない安定した板状構結晶造体「トバモライト結晶」を生成します。また、気泡の一つ一つが独立した独立気泡により、水が侵入しづらく、耐久性が高めているとのことです(積水ハウスHPより)。

 強度についてですが、積水ハウスのTomorrow's Life Museumでは、野球の150kmの硬式ボールでひびが入らない場面を見学することで、高強度であることを直接確認できました。皆さんも足を運んで直接御覧になってくださいね。

soutorenkon.hatenablog.com

4.高耐火性

 日本は世界有数の震災大国の1つです。火災、地震、台風などの災害への強さ、日本の豊かな気候風土に特有の雨、湿気、雪に対する耐久性も重要です。強度や耐久性については上述した通りです。

 家を建てる際に、必ず外壁の耐火性については重要視したい点です!ダインコンクリート外壁のすごい点は、表面が840℃に達しても、室内側の壁面温度を40℃以下にまで抑え、隣家からの延焼を防ぐことができます。 燃えない原料を基に作られていること、「独立気泡」が遮熱材の役割をし、熱を伝えにくい構造であることがその理由です。万が一、隣の家が火事になった際に、延焼までの時間を稼ぐことで、その間に消防車が鎮火してくれる可能性があります。大切な私財を守ることができますよね。

 こちらの耐火性についても、積水ハウスのTomorrow's Life Museumで直接確認することができますよ。

 

5.防音・遮音性が高い

 厚さのあるコンクリート外壁ですので、防音遮音性能が高いです。交通量の多い幹線道路沿いに住む方、小さな子供がいる家庭、ピアノなどの音楽をする家庭では、メリットが大きいと思います。

 

6.省エネにもなる

 真夏の日差しによる室温の上昇を防ぐことが可能です。無駄な空調エネルギーを使用せずに済みます。熱い夏場、寒い冬場には外気温からの影響を防ぐことで、無駄に冷暖房器具を使用せずに済みますので、日々の空調費用のコストカットにつながります。

 

7.防汚塗装技術がすごい!メンテナンスが少なく済む

 外壁に採用されている「タフクリア‐30」は、 雨や日光など自然の力で汚れを洗い落とす最先端の防汚塗装技術です。従来の外壁の塗り替えの目安は約15年ですが、タフクリアを施した外壁の塗り替えサイクルは約2倍の30年とのことです。メンテナンス費用を削減できます。私は、外壁をいつまでもきれいにしていたいと思っていました。技術により自然に汚れを落とすことができる外壁が出ていたことを知っており、ちょうどダインコンクリート外壁がマッチしていたので、とても嬉しかったです。

 外壁の耐候性を高める4重の塗装(防汚塗装、高耐候クリア塗装、着色塗装、防水塗装)を実施しています。中でも「高耐候クリア塗装」に「フッ素樹脂」を採用し、紫外線や熱による着色塗装の色あせを極めて少なくし、高い耐候性を実現しています。また目地材も、最新技術により柔らかさと弾力性を保持し、樹脂の高耐久化を実現しています。長期間美しさを維持することが可能です。

 

8.季節や時間帯で日光の当たり方の違いから外壁の変化を楽しむことができる!

 季節や時間により日光の高さ、向きは変化しますが、日光がダインコンクリート外壁にあたるとできる陰が異なる点がポイントです!。様々なコントラストを味わえる点が、魅力の1つです!。いつみても飽きない美しさがあり、ダインコンクリート外壁が美しく、重厚感がある理由だと考えます。実例をみると、かなり素敵ですので、表情の変化の観点から見学することをお薦めします!選ぶ外壁の表情がどうなるのかという視点から外壁を選んでみてください。

 

9.近所、地域に与える良い効果

 住宅の外壁がきれいで立派だと、素敵ですよね。反対に外壁でよくみられる汚れやコケが生えた外壁の家をみかけますが、見栄えが悪いですよね。外壁はきれいであることに越したことはないと思います。きれいだと、住む人だけに留まらず、近所や地域へ良い印象を与えると思いませんか。小学校の頃、素敵な家を見ると、いい気分になっていた記憶があります。 

 

【デメリット】

 以下デメリットについてです。

1.目地の汚れや劣化がある

 口コミではダインコンクリート外壁は目地部分の汚れや劣化が目立つとのコメントもあります。ダインコンクリート部分と比較し、どうしても劣化が目立ってしまうこともあるようです。他のメーカーでも外壁と外壁の接続部分はどうしても弱点にはなってきます。積水ハウスでは高耐久性目地を採用し、30年保証ですし、何かあればメンテナンスを受ければよく、そこまで気にする事項ではないと思います。

 

2.塗装仕上げのため将来的にメンテナンスが必要

 ダインコンクリート外壁は表面塗装のため、将来的に塗装し直すことが必要ですが、30年はメンテナンスフリーです。こちらもそこまで気にする事項ではないですね。

 

3.ダインコンクリートのメンテナンス工事費用が高い

 工事費用やメンテナンス費が他の外壁素材より高くなるとのことです。他の外壁よりメンテナンスサイクルが長いため、そこまで気にする事項ではないと思います。

 

 あえてデメリットを挙げてみると上記になります。ダインコンクリート外壁を採用しないほどの大きなデメリットではないです。

 

【ダインコンクリート外壁を決める際のポイント】

1.実例をみてきめる

 室内の見本だけでは分からないので、ぜひ日光に当たった際の見え方も確認し、気に入った外壁を選択しましょう。

 

2.外壁自体の初期費用は高いですが、30年メンテナンスフリーのため維持コストはそこまで気にしなくていい

 

3.デメリットが少ない外壁です

 選んで後悔がない外壁だと思います!

 

【黒い外壁にしようか悩む方へ】

 我が家は黒い外壁(ケシズミブラック)を採用しようか悩んだ時期がありました。

黒い外壁への懸念事項に、近所に暗いイメージや圧迫感を与えてしまうのではないか、暑くなるのではないか、汚れが目立つのではないかといったことがありました。実際の見え方を確認するためにケシズミブラックの実例を見学しましたが、逆に、かなり素敵で、周囲に暗いイメージを与えるどころか、かっこいい雰囲気になっていましたよ。また上述の特徴のため暑さや汚れは気にしなくていいですよね。設計士さんからも、暑さや汚れは気にしなくてもいいとのことでした。

 結果的に我が家はケシズミブラックの採用はしませんでしたが、黒色も素敵で最後まで悩みました。ケシズミブラックで悩んでいる方は、ご参考にください。

 

【まとめ】

 今回は積水ハウスの最高級外壁のダインコンクリートについてまとめてみました。

契約後の打ち合わせで、早速外壁を決めていくことになりますが、外壁自体の種類や色の組み合わせが複数あり悩む点です。外壁で、その家の雰囲気はガラッと変わりますので、慎重に決めるべき点です。

 今回も少しでも皆さんの良い家作りのお役に立てましたら幸いです。このブログでは「積水ハウスで家作りをする過程で調べ学んだこと、悩み考えたこと、経験談」を記事にします。家作りですぐにお役に立てる実践的な内容をUpし、必ず役立つ情報を発信していきます。

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