【はじめに】
積水ハウスのホームページにはチーフアーキテクトが建てた、洗練された邸宅の実例が掲載されています。またインターネット上でも、チーフアーキテクトが建てた実例が紹介されています。どれもオシャレで素敵な邸宅ですよね!
積水ハウスを考えている方なら一度はチーフアーキテクトという名前を聞いたことがあると思います。
チーフアーキテクトってどんな人?
チーフアーキテクトについて詳しく知りたい!
チーフアーキテクトで建てたオーナーの経験談、ブログを読みたい!
積水ハウスの設計士について理解を深めたい!
この記事では、積水ハウスの優秀な設計士であるチーフアーキテクト、優秀な設計士に担当を頂くために私たち顧客サイドに必要なことをまとめます。
理解を深めることで、皆さんの良い家作りにつながれば幸いです!
【目次】
- チーフアーキテクトとは
- チーフアーキテクトの資格は2年毎に更新
- チーフアーキテクトはどのように選ばれているの?
- チーフアーキテクトの実例をみるには?
- 優秀な設計士さんに出会うためには?
- チーフアーキテクトに出会うためには?
- お客(施主)側も、積水ハウスから選ばれることが大事
- チーフアーキテクトとの家作り経験談をお伝えします!
- チーフアーキテクトの指名は可能?
- チーフアーキテクトになると設計料は高くなる?
- 我が家の設計士さんがチーフアーキテクトになった経緯
- 私たち顧客サイドの注意点をまとめます
- まとめ
- あわせて読みたい記事
チーフアーキテクトとは
積水ハウス公式ホームページによれば、約2919名の一級建築士の中から、積水ハウス独自の厳しい審査を経た方に与えられるのがチーフアーキテクトという称号ということです。その数は、279名(たった上位8%)だけの選ばれた方々で、極めて狭き門です。1級建築士というだけでも難しい資格で、その中でも更に選ばれた優秀な設計士ということですね。
積水ハウスが選ばれ、日本トップのハウスメーカーであり続けている理由には、このチーフアーキテクト制度により、良い商品を創っているからだと考えています。
設計士さんは、契約前の提案~家作り終盤までをトータルで指揮・統括する超重要な存在です!
チーフアーキテクトの資格は2年毎に更新
チーフアーキテクト制度の優れている点ですが、資格が2年毎に更新であるため、常に良い家作りをしている設計士さんであることを保証している点が評価できます。
私たち顧客サイドからみたらすごく安心な制度ですよね!
積水ハウスの提案力が高いのは、このように設計士同士で切磋琢磨しているからでしょうか。
(ちなみに医師も専門医の資格を取得し維持するための制度はありますが、ここまでの更新制度ではありません)
チーフアーキテクトはどのように選ばれているの?
営業マンからのお話では、積水ハウス社内での評価+私たち施主さんからの評価+手がけた物件の実績を総合評価して選ばれているとのことです。また上述のように2年毎の更新制なので、いい結果を出せなければチーフアーキテクトから外れるとのことでした。つまり、常に素敵な家を作り、お客さんや社内からの評価も高い優秀な設計士であるということの証です。私たち医師の世界に置き換えるなら、「日常臨床をスムーズにこなし、患者家族やコメディカルスタッフから信頼があり、収益などの病院への貢献度が高い医師」ということになります。
チーフアーキテクトの実例をみるには?
1.積水ハウス公式ホームページの実例をみる
多くの実例が紹介されています。かなりの豪邸が多いです。
2.インターネット、ブログ、ユーチューブなどのSNS上の実例紹介をみる
最近ではルームツアー動画が多くUpされており、実例をみることが可能です。非常に参考になりますよね。
3.開催されている実例見学会に行く
定期的に開催される実例見学会(住まいの参観日)に行くと、中にはチーフアーキテクトが担当した実例があることもあります。私は偶然、まとめて数件をみる機会があり、やはり素敵な実例が多かったです。このような機会がないか情報にアンテナを張っておくことが大切です。
優秀な設計士さんに出会うためには?
私たちは「良い家を作る、後悔の無い家作りをする」ことが最大の目的です!そのためには、私たち施主と相性のいい優秀な設計士さんに担当頂くことが何よりも重要です!チーフアーキテクトさんに担当頂けるから良い家になるわけではなく、相性のいい優秀な設計士さんに担当頂けることが重要!(チーフアーキテクトさんが手がけた実例の中でも、パッとしない実例もあります)。
チーフアーキテクトでなくても優秀な一級建築士さんは多くいますので、ここでは優秀な設計士さんに出会うためには?という視点でまとめます。
1)まず優秀・実績がある良い営業マンを探す。そして設計士さんを紹介頂く
これが一番の近道です。家作りの一番大事な部分です。良い営業マン、実績のある営業マンに担当頂くことが重要です。実績のある営業マンは、私たち施主のニーズをみて、求めている家作りを設計してくれる、相性が合いそうな設計士さんを適切に選んでくれます。実績のある営業マンは(実績のない営業マンよりも)、優秀な設計士さんにつなげてくれると思いませんか?積水ハウスという企業からみれば、確実に売り上げを出すためにも、実績のある営業マンの案件を優先しますよね!(売上の少ない営業マンから優秀な設計士さんがつく確率は低い)ので営業マンが最重要です。
2)実例見学会で気に入った家があれば、担当の設計士を聞いてみる
実例見学の利用方法の1つです。自分の作りたい家や、センスのいい家が見つかれば、その物件を担当した設計士さんについて聞いてみるのも一手です(ただし既に営業担当から設計士を紹介され間取り提案を受けている方は諦めてください)
チーフアーキテクトに出会うためには?
1)プランニングテーブルに申し込む
まだ積水ハウスの営業担当マンが付いていない方や、営業担当から設計士さんを紹介されていない、提案を受けていない状況の方は、イベントを利用する価値大です。予約申し込み制で費用は無料です。
この欠点としては、具体的に申し込みをしないといけないという壁があることや、チーフアーキテクトとの相性が合わなかった場合は、変更しづらいのではないかという懸念はあります。慎重に行動ください。
2)積水ハウスで契約する明確な意思表示をし、営業マンに依頼してみる
積水ハウス側としては契約できるか不透明なお客さんよりも、契約を確実に見込める方を優先に、希望を聞いてくれる可能性があります。企業としては確実に利益を確保したいでしょうから。ただし、チーフアーキテクトは人気があり多忙ですから、その時のタイミング次第だと思います。契約が見込めるお客さんだと判断されたら、チーフアーキテクトでなくても、顧客に合った、優秀な設計士さんを紹介してくれる可能性が高くなると思います。
3)優秀で実績のある営業マンを探すこと
上述しましたので参考ください。最重要です!
お客(施主)側も、積水ハウスから選ばれることが大事
私たちお客(施主)側は、大手ハウスメーカーの中から積水ハウスを選びます。営業担当に色々要望を話すことは重要です。ですが、同時に、積水ハウス側(営業担当)も私たち顧客を選ぶことができます。つまり私たちも営業担当から評価されていることを忘れてはいけません。営業担当からみて、「ぜひ積水ハウスで契約して欲しい」と感じて頂く必要があります。
チーフアーキテクトとの家作り経験談をお伝えします!
我が家はチーフアーキテクトさんに担当頂いています。特に私たちから要望はしていません。担当営業マンからのご紹介でした。いくつか感じたことを挙げてみます。
1.実際にかなり優秀で仕事ができる
2.提案力が高い
土地の特徴、周囲の状況、施主の希望をうまく取り入れ提案頂ける。
3.最新の家作りを把握している
4.家作りが好き
5.次回打ち合わせまでに調べて提案をしてくれる
6.確認に漏れがない
7.打ち合わせ中に話した内容を驚くほど把握している
8.施主がイマイチな要望をした際には、しっかり否定してくれる
9.家作りをリードしてくれる
10.担当した実例、経験値が豊富
11.過去に担当した実例の経験談を元に打ち合わせをしてくれる
12.自身で建てた経験、子育て経験から提案してくれる
13.違和感の箇所が無いように予め配慮された提案
14.施主の希望、意図を汲み取る能力が高い
15.自己研鑽されている
16.施主サイドからの良い相談、要望は積極的に取り入れ、場合によっては更に良くした形で提案してくれる
17.とにかく信頼感があり、無駄な不安を感じず打ち合わせができる
18.感性が素敵
19.設計士さん自体が仕事を楽しんでいるように感じる
20.コストダウンしていい部分、できる部分を対応してくれる
21.必然的にインテリアコーディネーター、外構担当者も優秀な方になる
SNS、ネットで家作りの勉強をしましたが、よくある注文住宅の注意点が普通に配慮されていました。打ち合わせで余計なストレスを感じないため、「良い家作りに集中できる状態」で打ち合わせをすることができました。また特に嬉しかったのが、「良い家を作りたい」というチーフアーキテクトさんの仕事への姿勢です。このような姿勢なので、素敵な家作りができるのでしょうね!
一流で優秀な方の仕事の姿勢をみることで、一社会人として尊敬しますし、こちらの日々の仕事にも刺激になっています。
高額なマイホームを建てる際に、どうしても不安を感じてしまいがちですが、不安要素が少なくなること+信頼感があることは、家作りで最も重要な要素だと感じています!
チーフアーキテクトの指名は可能?
具体的に設計士の紹介を受けていない段階なら、希望は伝えてもいいかもしれません。ただし、既に打ち合わせが進んでいる状況では困難だろうと思います。またチーフアーキテクトの方々の仕事状況によるだろうと思いますが、おそらく複数の物件を抱えているでしょうから、運次第かもしれません。
チーフアーキテクトになると設計料は高くなる?
見積書には設計料が記載されています。ネットでUpされている他の方の見積書にある金額と多少の差はありましたが、とんでもなく高額ではなかったです。もしチーフアーキテクトによる設計料として多少は高く請求されていても、払うだけの価値はありますよ!
我が家の設計士さんがチーフアーキテクトになった経緯
「積水ハウスに優秀なチーフアーキテクトと呼ばれる方々がいる」ということは知っており、できれば担当になったらいいな~って淡い期待をもちつつも、私たちには到底縁がない話だろうな、難しいだろうと、初めから全く期待はしていませんでした。
公式ホームページのチーフアーキテクトの実例は、すごい豪邸ですからね。相当のお金持ちしか無理なんだろうなと思っていました。
期待はしていませんでしたので、普通に営業マンの方と話しを進めていきました。
私の担当となった営業担当に伝えたことは下記の2点だけです
①とにかく良い家作り、素敵な家を作り、豊かな暮らしを実現したいこと。
②積水ハウスを気に入っており、積水ハウスしか考えていないこと。
以上を素直に伝えはしました。積水ハウスで建てたい!という気持ちを素直に伝えました。
営業マンからは、ぜひ積水ハウスで建てて頂きたい旨と、「希望に沿える、我が家に合う、優秀な設計士さんを紹介します!」との力強いお言葉を頂きました。
直接要望はしていませんが、タイミングが良かったのか、縁がないだろうと思っていたチーフアーキテクトさんになったという流れでした。
私たち顧客サイドの注意点をまとめます
1.優秀な設計士さんに担当頂けるように、顧客側も積水ハウスから選ばれる必要があります。
2.優秀な設計士さんに担当頂ければ、良い家ができるわけではないです。顧客側の協力、努力も大事です。
3.素敵な家を設計頂くためには、相応の費用が必要です。
4.設計士さんの実力を存分に発揮頂くためには、顧客側の姿勢も重要です。
まとめ
今回は積水ハウスの優秀な設計士であるチーフアーキテクトについて解説しました。また優秀な設計士に担当を頂くために顧客に必要なことをまとめました。
優秀かつ相性のいい設計士さんと家作りを進めることができたら幸せですよね!
あわせて読みたい記事
このブログでは「積水ハウスで家作りをする過程で調べ学んだこと、悩み考えたこと、経験談」を記事にします。家作りですぐにお役に立てる実践的な内容をUpし、必ず役立つ情報を発信していきます。
また参考になりましたら下記↓をポチっと頂けますとブログのモチベーションになり嬉しいです。