内科医が積水ハウスでこだわりのマイホームを建てる

良い家作りに必要なこと、学んだことを記事にします!

良い住宅は子育てに大きな効果あり!~良い住環境が子供に与える影響とは~

今回は「良い住環境は、子育てに良い効果を与える」という内容を記事にします。

【この記事を読んでほしい方】

・これからマイホームを予定している、子育て予定/子育て世代の方

・子供の教育を重視した子育てをしたい方

・マイホームの予算オーバーで悩んでいる方

 

【この記事を読むことで】

・良い住環境、良い家作りをすることが、子供に良い効果を与えることを知る

・子育てや教育を重視したい家庭において、「良い住環境」を作ることの重要性を知ることができる

・マイホームを建てる際に、新たな価値感を見つけることができる

 

【はじめに】 

 積水ハウスの住まいの参観日(実例見学会)に子供を連れていくと、広いお部屋をみて、目を輝かせながら楽しく伸び伸びと過ごしている姿をみます。そこで今回は、子供の嬉しそうな姿をみて感じたこと、そして良い住環境が子供の成長や将来に与える影響について思うことを書きます。

 

【住まいの参観日に参加したときの子供の姿をきっかけに】

 現在、手狭な賃貸に住んでいます。雨の日、暑い日は外出できず室内で過ごすことが多くなりますよね。またコロナ禍を経て、室内で過ごすことが多くなったことで、「いかに自宅で過ごす時間を充実させ有意義にできるか」が重要視されてきてます。

 狭い家に住んでいると、親も子供もストレスが蓄積します。例えば、子供は次から次へおもちゃを出してきますが、片付けず散らかりっぱなしです。足の踏み場もなく、窮屈になってきます。子供たちはエネルギーを発散できずストレスが溜まるようです。リビングも家具により通路が狭くなり、些細な日常生活動作でもストレスを感じます。

 こんな状況で、住まいの参観日に子供も連れて行くと、毎回子供たちが、興奮してこう言います。

 「お父さん!このおうち広いね!」

 「あっ!こっちにも部屋があるよ!」

 「お父さん、ど~こだ?」(収納をみつけてかくれんぼし始めます)

 「いいな~、広いおうち!」

 子供たちが目を輝かせ、居心地の良さを感じているのです。広いリビングで少し走ってみたり、座ってみたり、寝そべったり、設計士さんが作った居心地のよい場所に自然に座っていたりと、子供の感性はとても自然で素直なことに気が付きました!

 こうした光景をみて、「早く手狭な賃貸から新しい家を建ててあげたいな」と切に思うと同時に、住環境は子供に良い影響を与えるものであると考えるようになりました。

 

【建てたい理想の家VS限りあるマイホーム予算との葛藤】

 家作りで必ず直面する問題、悩みがマイホーム予算です。理想の家を求めるほど、金額も上昇します。平気で百万単位で金額が変動してしまいます。理想の家を建てたいが、金額が高くなりすぎる。とはいえ、金額を安くすることで、我慢した家作りになってしまったり、良い住環境を作れないことで後悔やデメリットが出てくるのも嫌ですよね・・・。

 私は、上述のような子供が嬉しそうに伸び伸びと過ごす姿をみてふと考えました。目先の金額だけをみるのではなく、良い住環境が子供に良い影響を与える可能性があり、「家族と過ごす時間や子育てへの先行投資」と考えれば、とても良いお金の使い方になるのではないかと考えを改めるようになりました。

 このように、良い家作りをすることにメリットや価値を大きく感じれば感じるほど、住宅にお金をかけてもいいと考えることができるようになりますよね。

 

【良い住環境が子供に与える影響】

 では私が考える、良い住環境が子供に与える影響についてまとめていきます!

1.身体的に健康に育つ

 積水ハウスではきれいな空調環境を整える換気システムがあります。花粉、黄砂、PM2.5、周囲の工場や生活から出された粉塵等を取り除き空調を整えます。内科医からみると、幼少期~青年期をきれいな空調環境で過ごすメリットは非常に大きいです。このような物質の吸入を避けることで、咳喘息/気管支喘息などの呼吸器系疾患のリスクの減少、アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎などアレルギー性疾患のリスクの減少につながります。また子育て期はすぐに風邪をひき、苦労しますよね・・・。風邪を少しでも防ぐために快適な空調環境を整えることで、子供も親も元気に過ごすことができます。

 将来的な病気の発症には、幼少期の空気環境が関与することが分かってきているので、空調環境を整える換気システムは、目に見えてメリットを感じにくい住宅性能ですが、自分たちや子供の将来的な健康維持への多大なメリットを考えると導入すべき設備です。日々の健康への投資、将来的な健康への投資、病気になり医療費を払うことを防ぐと考えれば、(初期費用はかかりますが)お金をかけることに計り知れない効果があると思いませんか。

 

2.精神面でも健康に育つ

 ゆとりのある空間、落ち着いた環境で豊かな日常を過ごすことで、精神面での成長や安定が得られます。精神疾患は、住環境から多くの影響を受けるため、住環境を良くすることで将来の精神疾患発症の予防にもつながります。

 

3.人格の形成にプラスに働く

 心身共に健康で、家族と楽しい時間を過ごせれば、人格の形成にも良い効果が期待できます。また空間的なゆとりにより、余裕のある人間に成長できると考えます。これは都会のマンションや賃貸生活では、余程のお金持ちでない限り、ゆとりのある空間は実現できませんから、この点でマイホームを建てることには非常に価値があると考えます。

 

4.学力にプラスに働く

 勉強や人間関係は、日頃の生活の安定が必要です。東大出身者の多くがリビング学習をしていたことは有名です。親との意思疎通もとれ、リビング学習を取り入れた住環境で育った子供と、そうでない子供を比較したら、学力に優位な差が出てきます。勉強がスムーズに進むと、将来要する余分な学習塾代を減らすことができます。優秀な子供ほど教育費はかからなくなります。良い家作りが、将来の教育費を減らす可能性があります。(下記記事も参照ください)

soutorenkon.hatenablog.com

 

5.将来の職業選択にいい影響がでる

 東大出身者の家庭環境は良いと分かってきていますよね。昔みたいに学歴社会ではなくなってきていますが、良い住環境によって心身共に健康に育てば、学力が高くなったり、自己実現ができるようになります。結果的に、将来の就職や仕事へ良い効果がでるのも想像に容易いでしょう。

 

6.最終的な教育費が安く済む可能性がある

 良い家作りをして、子供が良い感じに、健やかに成長すると、例えば余分な医療費、学習塾などの教育費を無駄に払わずに済む可能性があります。例えば受験で失敗して私立へ行くとその分学費がかかります。勉強の成績が悪いと追加で学習費用をかけることになります。大学受験でうまくいかず予備校に行く場合は、通学代や予備校費用もかかります。今まで見てきた出来る成績の良い生徒や同僚は、勉強ができるため、学習費用がかからずに済むんですよね(医学部生でも全て公立学校で進学してきた人が多々います)。

 また余計な医療費や健康維持費が安く済む可能性があります。健康を害してお金がかかってしまうよりは、良い住環境を予め整えておくほうが予防医学として重要です。

 「子供のためならお金をかける、かけたい」と考える親は多いですし自身もそうですが、習い事や学習塾代の費用をかける前に子育ての土台となる住環境にお金をかけると、何より家族で過ごす時間の質が高まりますし、トータルの教育費、医療費を抑えることができるという考え方も大事な視点と考えます。

 

7.幸せな、楽しい時間を家族と過ごすことができる

 良い家作り、住環境を作ることの一番のメリットは、「子供と楽しい時間、豊かな時間を過ごすことができる」点だと考えます!こう考えると、子育て中にたくさん子供と良い時間を過ごすために、よりより家を作りたいと思いませんか。

 広いリビング、開放感のある暮らしができれば、子供は走ったり、追いかけっこしたりできます。窮屈な空間ではなく、広い空間で伸び伸びと過ごすことで、外出できない日でも、家族で楽しく時間を過ごせそうですよね。このように家族で過ごせる時間はプライスレスですし、例えば自宅時間を充実させることで、毎月1回の外食費用やテーマパーク代にお金をかける分を節約した分を毎月の住宅ローンに充てると考えれば、予算を増やすことができますよね。

 

8.子供の将来への投資という視点で良い家を建てる

 素敵な住環境で過ごすことで、子供たちが大きくなって、子育てをする年代になった時に、「今までの自分たちが育った環境」が基準になると思うんですよね。自身の家作りでも基準にするのは「実家の住環境」になります。その基準を素敵なものにすることで、それを叶えるために将来仕事を頑張れると思うんですよね。将来の子供の成長や幸せを期待し、(過度な期待はダメですが)親として家作りを頑張ってもいいのかなとも思います。環境や立場が人を育てるということです。

 

【良い家作りは、子育てへの最大の投資である】

 良い家作りをするには、現実問題、相応のお金がかかります。大手ハウスメーカーの坪単価は年々上昇傾向です。自身も、家作りにこんな金額をかけてもいいのだろうか?と感じるくらいの住宅ローンを組む予定ですので、不安にはなります。

 家作りをしていると、どうしても目先の高額な住宅予算に頭が痛くなり悩みますが、良い家作りをすることで、子育てへの計り知れない効果があること+家族への将来的な健康維持増進へのメリットなどを考慮すると、住宅にお金をかける価値はあります!また結果的にトータルのコストは抑えることができる可能性も十分あります。こう考えると、マイホームの予算に対するとらえ方が、若干変化しませんか。

 子育てに対する初期投資です!

 

【まとめ】

 今回は、良い住環境が子供の成長、将来に与える多大なる効果について書いてみました。少し頑張って住宅予算を上げてみてもいいと思います。親の頑張りどころです!

 家作りを考えている方の多くは、新婚の方、小さな子供がいる方が多いと思うんですよね。教育費にお金がかかる時期ですし、住宅ローンをどうするのかは悩みます。住宅予算に悩む人や、少しでも安くしようかなと心が揺れて悩んでいる方が、今回の記事を読んで、家作りに対する新たな視点/目的/価値を見出し、前向きな気持ちになるようなお役にたてたら嬉しいです!

 1軒でも素敵な家、子育てができる家庭が増えればいいですよね!

 自身も悩んでいますが今回の記事を書いてて、頑張って良い家作りをしていこうとプラスに考えるようになってきました。

 今回も読んで頂き、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。