ブログをご覧頂きありがとうございます!ここでは積水ハウスで家作りをする過程で調べ学んだこと、悩み考えたこと、経験談を記事にします。家作りですぐにお役に立てる実践的な内容をUpし、必ず役立つ情報を発信していきます。
さて、これから家作りを予定している方に質問です。
①なぜマンションやアパートではなく、注文住宅を建てるのですか?
②注文住宅を建てることで実現したい生活はどのようなことですか?
少なからず一度は考えたことがあるはずです。
私自身は、家作りを考え始めた頃、ほとんど考えていませんでした。しかし今は違います!
なぜ自身が高額な住宅ローンを組んでまで、こだわりの注文住宅を建てたいのか?
その理由の1つに、私たちにとって最高に住み心地の良い家を実現したい!という理由があります。
ではどのようにすれば実現できるのでしょうか?
今回は、「本当に居心地の良い家。心身を癒す家作りのポイント」についてまとめます。この記事は、私自身が家作りを通して考えていることや、積水ハウスのスタッフ(主に営業マン、設計士、インテリアコーディネーター)さんとの話から着想を得たことを記事にまとめました。すごく有用な記事だと思っていますのでぜひお役立てください!
【現代はストレス社会。勤務医はストレスがかかる仕事】
仕事や子育てなどで毎日忙しく過ごし、疲れている皆さんへ。
現代はストレス社会です。近年はその傾向が特に強まり、世の中に余裕がなく、窮屈で、住みづらい世の中になってきていると感じます。
私は勤務医ですので、毎日体調の悪い患者さんの診療を行います。がんの診断を告知する時、治療で副作用が出てしまう時、病状が進んできてつらくなってくる時には担当医としても、つらくなります。その他にも上司や同僚医師、他の診療科の医師、コメディカルとのやりとり、忙しい外来、予定外の救急患者対応、定期的に入る夜勤、病状説明、困った患者家族の対応、新型コロナウイルス感染症対策などなど、ストレスが非常にかかる仕事です。
多くの方は、何かしらのストレスを受けて日々生活をしています。今後の家作りに求められる視点として、日々のストレスをいかに解消し、心身のメンテナンスをしていくのかは、もっと重要視されるべきだと考えます。コロナ禍を通して自宅時間の過ごし方の見直しは進んでいるようですが、もっと意識すべきことだと思います。
せっかく家作りをするなら、居心地の良い住環境を創り、心身のメンテナンスができるような家作りをしたい!と私は考えます。このような家作りができればとても幸せですよね!
では本題に入っていきます。
【居心地が良く、癒される住環境が人にもたらす効果とは】
自分の家は「家族にとって世界で最も落ち着くような住環境にしたい」と思います。
人生の大半の時間を過ごす場所は「家」です!
私たちはストレス発散、リフレッシュのためにお金を使いますよね。具体的にはショッピング、おいしい食事を食べに行く、温泉/岩盤浴に行く、スポーツをする、趣味に打ち込む、旅行に行くなどしてお金を使いますよね。
でも、人生の大半の時間を過ごすのは家ですから、住環境にも同様にお金をかけてもいいのではないでしょうか。つまり、心身のリフレッシュを目的に住環境にもしっかり投資をするという感覚です。(不動産投資ではなく、生活の質を上げることに対する投資です)。
朝起きて、仕事をして(人によっては在宅ワークもあります)、仕事から帰って夜を過ごす。休日には家族で団欒をする。朝は気分よく過ごし、疲れて帰ったら心身の疲れを取り除き、明日へのエネルギーを蓄えることができる住環境によって人生が変わるかもしれません(というか変わると信じています)。
家族で、心身共に伸び伸びと生活できる場所。癒すことができる場所。
せっかく、高いお金を払って注文住宅/マイホームを建てるのであれば、このような住環境を創りたくなりませんか?。逆に、このようなことを意識せずにマイホームを建てるなんて、もったいなく、大損だと思います!!
【居心地の良い家、癒される家を作るポイント】
1.どんな生活を実現したいのか。幸せを感じる生活とはどんな時か?どのような生活を大事にしたいのかを掘り下げる!
最重要と考え一番最初に記載しました!いくら出来の良いスーパー設計士さんが素敵な家を提案し建ててくれても、その家で幸せを感じ満足できるかどうかは自分たちの価値観次第です。つまり自分たちがどのような生活を過ごしたいのかをしっかり考え、それを住宅という形にしていく必要があります。人任せではダメで、自分たちが主人公です!家族でしっかり確認し、忘れないようにしましょう。
2.建物だけでなく、外の空間、土地、周囲の環境をトータルで考え設計する!
建物だけ良くするだけでは真に居心地のいい住環境を作ることは難しいです。例えば、室内からお庭へのつながりを感じることができたり、植栽から癒し効果があるといいですよね。
その土地の特徴を理解し、長所と短所を考えた家作りも必要です。土地の長所は活かし、短所は対策をする。
そして自分たちだけの家ではなく、周りの環境も考慮した家作りができると更に居心地の良さを高めることができます。良い家には必ず計画された植栽や照明があります。周りの家に配慮された家作りがされていることに気が付きます。
3.別々に作らず、家をトータルで作る!
土地、建物、外構、家具を別々に考えてしまうと、ごちゃごちゃした統一感のない住環境になってしまいます。これを防ぐには、土地探しの段階から最後までハウスメーカーと一緒に作っていくのが理想です。外構計画は後回しにするのではなく、外構計画は建物と同時にしっかり計画することが大事です(担当の設計士さん次第です)。外構費用を安くするために、ハウスメーカーと別に外構業者にお願いする方もいるかと思いますが、私は否定的です。建物と外構は一緒に考える必要があります。また外構には予算が必要です。外構がダサイと、家自体が良くてもダサく見えてしまいます。外構も気を抜かずに計画できるといいですね。
また購入する予定の家具は後回しにするのではなく、家全体に合うようにコーディネートすることで、素敵な住環境を造ることができると思います。家は立派でも、家具はイマイチでは、トータルでみるとイマイチになってしまいます。大手ハウスメーカーではインテリアコーディネーターさんがいますので、プロの意見をしっかり取り入れ手抜きせずに最後まで考えていきましょう!
4.快適な温度、湿度環境が保たれる
家の居心地のよさに直結します!
5.換気がしっかりできる
時代は高気密高断熱住宅です。換気システムについてもしっかり確認しましょう。きれいな空気環境は、健康な生活を送るために重要です。
6.外の自然の風、光を感じることができる
上記5.で換気を挙げました。基本は第一種換気システムによる換気が重要ですが、時には、外の自然の風を感じることができるような住環境も意識してみましょう。外の風は心身ともにリフレッシュさせる効果があります。お庭でくつろぐことができると素敵ですよね。また光の入り方にも気を配ってみましょう。自然を感じることが一番と思います。
7.緑、自然を感じることができる(庭とのつながり)
緑や自然には癒しをもたらす効果があることが様々な研究から分かっています。そのため、室内や室外に緑を感じることができるように植栽を配置することは効果的です。室内から窓を通して自然を感じることができたら、癒されること間違いなしですよね。
8.間取りに「間」「余白」を持たせる
例えば縁側のような空間を作ったり、何となく曖昧な空間や余白を設けることで、ゆとりを感じることができます。この空間的なゆとりが精神的なゆとりを生みます。そのような空間で、例えば、読書をしたり、ストレッチをしたり、物思いにふけったり、ぼーっとしたりすることが癒しにつながるのではないでしょうか。
9.自分だけの空間を作る
ストレス、疲れた時、悩んだ時、うまくいかない時には一人になり整理をする時間が必要なことがあります。私は一人になる時間がないと生きていけません!
あえて狭い空間、個室空間を確保することで、一人でリラックスし、物事を整理する時間を確保できると思います。
10.生活動線がいい間取り
11.収納の利便性がよく収納力がある間取り
不便な暮らしからは居心地の良さは生まれません。居心地の良い家を作るには室内が綺麗に片付いていることは必須です。室内が綺麗であれば心もスッキリしますよね。整理整頓のためには収納計画が重要です。
12.家族のライフステージの変化に対応できるような柔軟な間取り
子どもの成長、家族の変化に対応できるような間取り(可変性のある)が理想的です。将来のことも考えて準備しましょう。
13.家族のライフスタイルを活かす
14.個人のライススタイル、好みを取り入れる
気分転換になるような習慣、趣味、時間の過ごし方がある方は、それが自宅でも実現できるような環境を作ることは重要ポイントだと思います。せっかくの注文住宅ですからね。
15.周辺の環境を考慮した間取り
お隣の家からの視線が入りプライバシーが確保できない住環境は落ち着きませんよね。「周辺からみた自宅の見え方」ってどんな感じなのか、考えてみましょう。
16.素材感を大切にする
素材感は重要です!床、壁、天井、外構において、例えば●●調のタイル、木目調のデッキ、人工芝などは、やはり人工的な感じが出てしまいます。やはり本物の素材感には及ばないです。全て本物の素材感にすると、とんでもない金額になってしまうので予算との相談にはなりますが、大事にしたい、こだわりたい空間の素材感は重視し、安易にコストカットをしないようにしたいです。
17.空間を構成する色
落ち着きたい場所の内装の色には注意して選ぶといいです。色から受ける影響は絶大です。
18.照明計画
落ち着きのある空間を作るためには照明計画が重要です。例えば、夜の照明をやや暗くオシャレにすると、落ち着きのある空間と時間を過ごせるようになります。間接照明もうまく使えればいいですよね。オシャレなお店には、しっかりと計画された照明計画があります。
19.好きな音楽、癒し効果のある音楽を流す
20.バスルーム
直接疲れを癒すことができる空間の代表です。疲れを癒すことができ、掃除の手間もかからないお風呂が、各メーカーから発売されています。バスルームで過ごす時間についても投資と考えてお金をかけてもいいように思います。
21.お庭をくつろぐ空間に
気分転換に外の空気を吸ったり、天候が良い時は外でコーヒーを飲んでゆっくり過ごしたり、少し体を動かしたり、子どもと遊ぶ空間ができれば、気分転換になりますね。お庭が取れない場合は、ベランダを有効活用してみましょう。
22.良い担当営業マン、設計士、インテリアコーディネーター、ハウスメーカースタッフに出会う!
いくら自分たちが考えてもダメです。結局は、良い担当者に出会えるかどうか次第です。良い営業マンに出会えるか、良い設計士さんに担当頂けるか次第です。家を作る担当者次第です。もちろん家を建てる施工主の姿勢も大事です。ハウスメーカースタッフが気持ちよく仕事をして頂けるように私たちも協力しましょう。
【まとめ】
今回は居心地の良い住環境、癒される住環境を創る際のポイントについてまとめてみました。私が積水ハウスで家作りをする中で、担当の設計士さんと話して得た知見や学んだことを元に、どうしたら居心地が良く、癒される家を創ることができるのかをまとめました。初めからこのような視点を知ることができたら最高だなと思います。
ぜひ皆さんの家作りの参考にしてほしいと思います!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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