内科医が積水ハウスでこだわりのマイホームを建てる

良い家作りに必要なこと、学んだことを記事にします!

医師が家を建てる際に押さえたい土地探しのポイント15選!

今回は、医師(特に勤務医)が家を建てる際に悩むことが多い「土地探しで考えるべきポイント」について、自身の経験も含め記事にします。

 

【記事を読んでほしい人】

  • 医師で土地探し中の方。土地探しで悩んでいる方。
  • これから家作りを予定している人。体験談(失敗談)を読みたい人。
  • 勤務医で注文住宅を建てようとしている方。

 

【はじめに】

 一般的に土地探しは、非常に悩ましい問題ですよね。それに加え、医師(勤務医)は仕事の特性上、更に悩ましくなります。今回は医師の方が、マイホームの土地探しを行う際に考えたいポイントについて、自身の経験を含めて記事にしてみます。特に医師でこれから土地探しからマイホームを建てようとしている方はぜひ一読ください。

 

【私たちが土地探しを行ったポイント】

 一般的な土地探しの方法、流れ、注意点などは他の方が沢山発信していますので省略します。この記事では”勤務医の視点”で私たちが土地探しで重視したポイントを記載します。

 

1.勤務先の病院から30分以内で通勤できたらいい

・私は循環器内科、消化器内科、外科、脳神経外科など緊急で呼ばれることが多い診療科ではない勤務医ですが、患者さんの急変時や、状態があまり良くない時には病院へのアクセスがいい立地がいいと考えました。

・総合病院勤務医では平日夜間や休日の救急外来業務があります。

・総合病院では時間外の日当直中に、自身の専門外や特別な処置や診療が必要な際に、その科の医師に診療を頂く体制が取られているところがあります。勤務先から診療依頼があった場合に、通勤しやすい距離がいいと考え、勤務先との距離感を重要視しました。

・勤務医には当直があります。夜間は救急診療をしていますが、救急患者が来なくても、病棟からの診療依頼などで休めません。当直明けはヘトヘトです。当直明けで疲れた状態での運転はつらいので、通勤時間はなるべく短くできる立地を希望しました。

 

2.勤務先から近すぎるのも良くない

 上記1.を考えるとなるべく勤務先近くがいいのではと思いますが、近すぎるのも考えものです。職場から近いと、いつでも病院に行ける状態となり、オンとオフを分けることが難しくなります。勤務医あるあるですが、病院近くだと救急車のサイレンを聞くたびに仕事が頭の中をよぎります。リフレッシュして家族サービスをしたいと考え、程よく離れた場所を希望しました。ただし、この点は勤務医の先生方それぞれの価値観によると思いますので参考程度にお願いします。

 

3.将来的に勤務先が変わる可能性があることも考慮

 私は医局人事ではない勤務医のため、ある程度勤務先、キャリア形成を自身でコントロールすることが可能です。ですが、病院の状況や、自身のキャリアにより将来的に勤務先が変わることがあり得ます。そのため、医師としてのキャリア形成も考慮して家作りをしましょう。

 将来的に勤務先が変わる可能性もあると考え、主要道路や高速道路、公共交通機関との距離感も考慮し土地探しを進めました。

 

4.主要な駅へのアクセスがよく、20分以内くらいで

 車社会の地方に住んでいますが、学会などで遠方に行く際に便利です。医師は勤務後に講演会や夜間の勉強会などが駅近くのホテルなどで行われることが多いため、駅からのアクセスの良さは欲しい点でした。

 

5.贈り物、贈答品、衣服などの買い物がしやすい距離

 主要都市にブランド物や贈り物など品質の良い商品を買いに行くとなると、どうしても主要都市の駅まで出る必要があります。定期的に買い物をする機会がありますので、アクセスの良さも考慮しました。

 

6.将来の子供の進学を考える

 医師の方は子育てで勉学を重視される方が多いのではないかと思います。

 有名私立進学校はどうしても都会になります。今はそのような希望はあまりなく、地元の公立学校で、育てたいと思っています。ただ子供が進学校に通いたいなど希望が出てきた際には、対応可能な地域かどうかも考慮しました。

 

7.子どもの通学距離はどうか

 小学校、中学校の通学は重要視しました。遠いと大変ですから。

 

8.地域の雰囲気、治安がいいか

 夫婦の実家が田舎で広い土地でしたので、市内の住宅密集地ではなく、やや外れた郊外のゆとりある、閑静な住環境を求めました。地域の雰囲気や、治安が悪かったり、交通量が多く騒がしい場所は嫌でしたので、閑静な住宅街を希望しました。

 またありきたりですがBBQ、プールなど休日に家族と過ごす時間を大切にしたかったので迷惑をかけないような場所、やや広めで、やや郊外の土地を探しました。

 

9.災害(特に水害、内水)リスク

 

10.道道路の交通量

 忙しい仕事以外では落ちついた住環境を求めていました。

 住宅前の道路の騒音、交通量は要チェックです。

 

11.周辺の空気環境はどうか

 工場があると騒音や臭いが問題になります。

 また畑で野焼きする人がいないかどうかも重要です。野焼きすると煙が発生し健康被害を受けますからね。

 

12.暮らしのインフラの充実(スーパー、公園、病院)

 これらの利便性がいいか。仕事が遅くなった際に夜ごはんを自分で作るのは大変ですので、飲食店やスーパーが帰り道にあるかも確認しました。

 

13.周囲に住む方々の年齢層

 新しい住宅地であるか。子育て家庭がいるほうが、子育てに寛容で、子育てしやすいと思ったため、地域住民の年齢層の把握は必要です。

 

14.周囲に住む人の雰囲気

 ある程度、資金的にゆとりがある人達は、立地のいい場所に集まります。

土地の地価が高い地域には裕福な家庭が住居を構えますよね。そのような場所はたいてい駅からのアクセスがよく子育て環境が充実した閑静な住宅街であることがほとんどです。周囲の医師をみても、いい地域に住んでいます。ある程度、周りの医師がどこに住んでいるのか聞いてみて、地域の情報収集するのをお薦めします。

 

15.資産としての土地の価値

 

良い土地探しをしたい方は下記記事も参照くださいね。

soutorenkon.hatenablog.com

soutorenkon.hatenablog.com

soutorenkon.hatenablog.com

 

【まとめ】

 今回は医師(勤務医)の視点から、私が土地探しをする上で考慮したポイントを紹介しました。土地探しは難しいです。色々考えるべき事柄が多くあります。医師の皆さまのご参考に頂ければ幸いです。

 このブログでは「積水ハウスで家作りをする過程で調べ学んだこと、悩み考えたこと、経験談」を記事にします。家作りですぐにお役に立てる実践的な内容をUpし、必ず役立つ情報を発信していきます。